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242-2 量子力学的介入分析
講師 |
小谷英文 |
目標 |
事後性の力動介入ではなく、過去も現在も未来も重ね合わせてある今ここの時間空間に、時間を無くすかの如くの力動展開を図る精神分析的システムズ心理療法の量子力学的介入技法を習得することを目的とする。コース目標は、練習をすることができる量子力学的面接法の基本の型を身につけることに置く。 |
内容 |
演習 インシデント法、すなわち心理療法面接において展開の詰まった場面を取り出し、その時その場で「どうするか」を明確に展開し、クライアントとセラピスト両者のデュアル抵抗を解く演習を重ねる。具体的には、詰将棋の逆展開、すなわち詰められて身動きできなくなった王将を解き放つ介入の練習を重ねる。デュアル抵抗によって膠着状態となった心理面接インシデント場面を、PAS基本技術をフル活用して面接プロセスを動かす転回を図る基本型を学ぶ；基本技術1)応答構成面接基本技法、2)DER技法、3)メンタラィジング、4)ロール・テイキング5) セラグノーシス、を活かし量子力学的面接法ステップ1.不安面接法、ステップ2.介入面接法、ステップ3.量子力学的介入法、の介入基本型演習。 *精神分析的システムズ心理療法固有の面接技法の習得はここから始まり、この技法の習得に終わる。終わりのない、磨き続けなければならない臨床アートのコースである。PAS心理療法を学ぼうとするのであれば初心者も歓迎。 |
テキスト |
小谷英文(2023). そのときどうする. 東京：PAS心理教育研究所. 小谷英文(2018). 精神分析的システムズ心理療法：人は変われる. 東京：PAS心理教育研究所出版部. 小谷英文(2022). ケースフォーミュレーション；困難患者の臨床と研究の基軸. 東京：PAS心理教育研究所出版部 |
対象 |
臨床心理士、精神看護CNS、精神科医、教師 |
日程 |
第4木曜日 18:45-20:30 全10回 5/23, 6/27, 7/25, 9/26, 10/24, 11/28, 12/26, 2025/1/23, 2/27, 3/27 |
料金 |
93,000円（税込） |
定員 |
20名 |
備考 |
受講条件：メンタルプロフェショナル（医師、心理士、看護師、メンタルコーチ、エグゼキュティ ヴ・コーチ、人事管理者）の実践事例を有していること |