PROFESSIONALS TRAINING専門家向け研修

お申し込み方法
専門家向け研修のご案内 > 単発プログラム-基礎科目 > 241-3  心理臨床の基礎訓練Ⅰ・Ⅱ:応答構成法・メンタライゼーション

241-3  心理臨床の基礎訓練Ⅰ・Ⅱ:応答構成法・メンタライゼーション

講師

吉田 愛

目標

Ⅰ:セラピストおよびカウンセラーとして自分と相手に関心を持って会う姿勢、および臨床的態度を身につける。また、自分の応答の癖(今の自分の面接技術)をつかみ、面接場面における自分と相手の精神過程をたどれるようになる。具体的には、応答構成マトリックスを使えるようになることを目指す。
Ⅱ:理論学習及び今持っている技術を実践しながら、専門家としての臨床的態度および、カウンセリング及び心理療法の技法を磨く。具体的には、応答構成における応答のバリエーションを増やす、またメンタライジング技法を身につける。

内容

カウンセリング・心理療法のいずれも、カウンセラーやセラピストが自分の資源を有効に活かして相手との空間を作り、保持し、その時間空間での相互作用によって変化を生み出していく。そのためにはまず、臨床家自身が自分自身の精神過程をとらえる力をつける必要がある。
それをふまえ、本クラス(Ⅰ・Ⅱともに)は、以下の実践と理論学習によって進める。
・「応答構成ベイシック訓練法」で、臨床的態度や自分の応答の特徴を実践の中でつかむ。自分と相手の精神過程を分けて辿り、自分らしい応答を作る。
・「メンタライゼーション理論」学習において、自分と他者それぞれの精神状態に関心を向けるメンタライジングの実践とその理論について知識を深める。

対象

臨床家としての基本的な態度・技術を身につけたい、磨きたい方。

日程

Ⅰ:第3木曜日 19:00-20:30 全10回(心理相談講座1,2年次の方)
Ⅱ:第1木曜日 19:00-20:30 全10回(心理相談講座3年次以降の方)
※受講人数によってはⅠにまとめて実施予定
Ⅰ:5/16, 6/20, 7/18, 8/15, 9/19, 10/17, 11/21, 12/19, 2025/1/16, 2/20
Ⅱ:5/2, 6/6, 7/4, 8/1, 9/5, 10/3, 11/7, 12/5, 2025/2/6, 3/6

料金

93,000円(税込) 各回受講:11,000円(税込)※ただし最終回の単発受講申込は不可

定員

各10名(心理相談講座受講生を優先します)

備考

受講条件:心理職の現任者(臨床心理士、公認心理師、医師等)。もしくは、心理職および対人援助職(福祉・教育など)を目指している大学院生であること。