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240-1-1  心理力動論の基礎Ⅰ

講師

能 幸夫

目標

Freud, S. の精神分析から精神分析的心理療法への展開において、その基軸となった理論が心理力動論である。本講座は一年をかけて心理力動論の基礎を学ぶにあたっての総論として位置づけられる。Freudの心的装置の展開について概観しながら、精神分析におけるメタサイコロジーの基本概念を抑えていく。その上で、Freudの心的装置第一位相の外傷-情動モデルにおける防衛と心的外傷の力動について学ぶ。

内容

テキストおよびサブテキストを事前に読み、それに基づいて理論講義に積極的に参加し、ディスカッションを行い、理論概念の理解を確かなものにする。
1. 精神分析から精神分析的心理療法への展開の理解
2. PAS心理療法と心理力動論
3. 精神分析の基礎仮説とメタサイコロジー
4. Freudの心的装置の展開
5. 表現と防衛の心理力動
6. 心的外傷の心理力動

テキスト

小谷英文著『精神分析的システムズ心理療法―人は変われる―』
サブテキストとして、能幸夫編『心理力動論の基礎』も用いる(配布予定)

対象

本科以上のプロフェッショナルスクール在籍生
その他聴講生として、心理療法、カウンセリング等、臨床歴3年以上の、公認心理師、臨床心理士、PASセラピスト、精神科医、精神看護師、CNS、スクールカウンセラー、学生相談カウンセラーの現任者で申込書審査によって受講を認められた者

日程

5~8月 (原則)第2・第4月曜 19:00-21:00 全8回(Ⅰ~Ⅲ全24回中の)
5/13, 5/27, 6/10, 6/24, 7/8, 7/22, 7/29, 8/5

料金

74,400円(税込)

定員

本科生を除き7名