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230-3  フロイト文献講読講座

講師

能 幸夫

目標

フロイト文献講読講座第Ⅷ期は、昨年に引き続き、PAS本科の理論コースの一部をセミ・オープンとして開講する。文献講読講座も佳境に入り、第Ⅷ期からはFreudの症例研究に入る。今期はFreudの5大症例と言われているもののうちから、症例「ドーラ」、症例「ハンス」、症例「鼠男」を取り上げる。私たちの臨床実践がそうであるように、Freudの症例研究には、心理力動論、心理療法過程論、技法論、精神病理論、メタサイコロジー的論考のすべてが詰まっている。しっかり読み込んでいこう。

内容

1.8回の各回に以下の諸章を読み込んでいく。
01.あるヒステリー分析の断片〔ドーラ〕①
02.あるヒステリー分析の断片〔ドーラ〕②
03.ある五歳男児の恐怖症の分析〔ハンス〕①
04.ある五歳男児の恐怖症の分析〔ハンス〕②
05.強迫神経症の一例についての見解〔鼠男〕①
06.強迫神経症の一例についての見解〔鼠男〕②
07.強迫神経症の一例(「鼠男」)のための原覚書
08.全体のまとめ

2.あらかじめ配布された各章を事前に読み、各章ごとに面白いと思った箇所を3か所用意する。

3.仲間と積極的にディスカッションし、文献の理解を深める。

対象

初心から中堅、もしくはベテランの臨床家(臨床心理士、公認心理師、医師、看護師、ソーシャルワーカー、作業療法士など)およびフロイトに直接関心のある人(必ずしも臨床家にかぎらずフロイトに関心のある人、大学院生も可)

日程

第3月曜 19:00-21:00 全8回
5/15,6/19,10/16,11/20,12/18,2024/1/15,2/19,3/18

料金

70,400円(税込)

定員

本科生以外7名まで