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230-2  精神分析的精神病理学の基礎

講師

能 幸夫

目標

Freudの神経症の力動理解に端を発した精神分析的精神病理学についての基礎を学び、現代の精神医学の弱点となりつつある力動的視点の弱さを克服し、病理と心理的な発達の視点を総合して、治療的介入の視点に立ったより確かな精神病理の理解について学んでいく。

内容

テキストおよびサブテキストを事前に読み、それに基づいて理論講義に積極的に参加し、ディスカッションを行い、理論概念の理解を確かなものにする。
1. 精神分析的精神病理学の包括的な体系を理解し、PAS理論による再構成を踏まえて、臨床的有用性を学んでいく
2. 神経症、境界例、精神病それぞれの基本病理を力動的視点から学ぶ
3. 各種病理の発生機序としての発達的な固着と退行について理解を深める

テキスト

小谷英文(2018) 『精神分析的システムズ心理療法―人は変われる―』
サブテキストとして、能幸夫編『精神分析的精神病理』も用いる(配布予定)

対象

心理療法、カウンセリング等、臨床歴3年以上の、公認心理師、臨床心理士、PASセラピスト、精神科医、精神看護師、CNS、スクールカウンセラー、学生相談カウンセラーの現任者

日程

1~4月 第2・第4・第5月曜 19:00-21:00 全8回(Ⅰ~Ⅲ全24回中の)
2024/1/22,1/29,2/26,3/11,3/25,4/1,4/8,4/22(4/1のみ第1月曜)

料金

70,400円(税込)

定員

本科生以外7名まで

備考

臨床歴3年以上の現任者および申込審査により受講が認められた者