NEWSお知らせ

お知らせ一覧 > 【研究所メッセージ】東日本大震災から10年目の3.11を迎えるにあたって

【研究所メッセージ】東日本大震災から10年目の3.11を迎えるにあたって

2011年3月11日(金)に発生した東日本大震災より、今年の3月11日で10年が経過します。

当研究所は、東日本大震災発生直後より、震災を体験された方のストレス・トラウマ(心的外傷:心の傷)・PTSDの予防と克服、そして心の復興に、宮城、福島の現地の方と共に取り組んできました(震災復興心理教育臨床センター・福島復興心理教育臨床センター、など)。

また、大震災によるトラウマやPTSDに今苦しむ方が当研究所を利用されており、その克服に共に取り組んでいます。

災害や人災のストレスケアやトラウマ(心の傷)の克服は、その出来事や傷となった体験を自分の人生にどう位置づけ、自分のものにするかという取り組みが必要になります。

これは医学的処置とは異なる心の作業が必要であり、心の専門家がお手伝いできることがあります。

このことの知識が日本では心の専門家においても、なかなか普及していない現実があり、今なお、助けを得られてない方が多くいらっしゃいます。

10年が経とうとしている今当研究所に辿り着いて、心の作業を始めた方もいらっしゃいます。

震災の体験が自分の中で収まりが悪く感じていらっしゃる方は、どうぞ当研究所をお訪ねください。

大災害によるトラウマは、時間の経過に関わらず、時間が経った今、それに苦しむということが起きます。

先日2月13日に発生した福島県沖地震を体験し、10年前の記憶や場面が蘇り、心が揺れた方、悲しくなったり、苦しくなった方も多くいらっしゃると思います。

それがきっかけで寝付きが悪い、落ち着かない、といったことがあれば、どうぞ当研究所をお訪ねください。

現在、我々は新型コロナウィルス感染症への対策に追われています。

このような状況下で、大震災より10年という一つの節目がコロナに埋もれ、気持ちが置き去りになってしまうことが容易に起きます。

もう10年、まだ10年、人により異なることと思いますが、埋もれさせず、それぞれの3月11日をお過ごしください。

PAS心理教育研究所より

2021年3月1日