【New!】2018年度開講講座

 

2018年度開講講座パンフレットはこちらのページからご覧いただけます。

申込書はこちらからダウンロードできます。

 

講座の申込は下記の申込書に必要事項を記入の上、研究所までFAXまたは郵送でお送りください。
住所:〒153-0041
 東京都目黒区駒場2-8-9
FAX:03-6407-8201

http://www.pas-ins.com/wp-content/uploads/2018/02/p12_13.pdf

 

プロフェッショナルスクール セミオープンコース(タイトルをクリックすると詳細情報が出ます)

2017年度より、PAS心理教育研究所プロフェッショナルスクール精神分析的心理療法本科課程の理論コースをコンパクトに再編し、本科生以外の専門家にもオープンにした。理論コースは3年課程で、主要テーマとして『心理力動論の基礎』、『心理療法過程論』、『PAS心理療法技法基礎』があり、それと並行して、『精神分析的発達論』、『心理力動論特論』、『精神分析的精神病理学』の三つから構成されている。目的は、心理療法に関する概念定義を確かなものにすることである。今年度は、『心理力動論の基礎』と『心理力動論特論』の二つのテーマをそれぞれ4回と6回の計10回×2の20回の組み立てで開講する。4回シリーズ、6回シリーズごとに関心のある講義のみの受講も可能である

コースNo. 180-1 心理力動論の基礎Ⅰ:精神分析理論の基礎

 

講師:能 幸夫

単位:0.8単位

コース目標
PAS心理療法が拠って立つ精神分析理論の心理力動論の基礎を総論的に学ぶ。精神分析理論の展開として、Freudの心的装置概念の発展について概観する。

コース内容
基本テキスト『心理力動論の基礎』に基づいた理論学習が基本となる。

各回の内容の紹介は、以下の通り。
1)精神分析からPAS心理療法へ
2)精神分析とメタサイコロジー
3)精神分析理論の展開
4)Freudによる心的装置概念の展開

参加者はテキストの予習を前提として、積極的なディスカッションによって、理解を深めていくことが求められる。

受講資格
心理療法、カウンセリング等、臨床歴3年以上とする。

対象
プロフェッショナルスクール理論コースのオープンクラスなので、本科生を基準に講義する。その講義を活用できることが受講条件となる。

日程:第1・2月曜 19:00-21:00 全8回
4/2, 9, 5/7, 14, 6/4, 11, 7/2, 9

料金:32,000円(税別)

定員:10名

 

コースNo. 180-2 心理力動論の基礎Ⅱ:Freudの心的装置の展開

 

講師:能 幸夫

単位:1単位

コース目標:
 『心理力動論の基礎Ⅰ』で概観した心のモデルとしてのFreudの心的装置の発展を、精神分析理論の展開とともに学ぶ。

コース内容:
 基本テキスト『心理力動論の基礎』に基づいた理論学習が基本となる。

各回の内容の紹介は、以下の通り。
1)第一位相:情動−外傷モデル①・②
2)第二位相:局所論モデル①・②
3)第二位相:局所論モデル③
4)第三位相:構造論モデル①・②
5)第三位相:構造論モデル③
6)第四位相:Freud以降の『心のモデル』

参加者はテキストの予習を前提として、積極的なディスカッションによって、理解を深めていくことが求められる。

受講資格:
 心理療法、カウンセリング等、臨床歴3年以上とする。

対象:
 プロフェッショナルスクール理論コースのオープンクラスなので、本科生を基準に講義する。その講義を活用できることが受講条件となる。

日程:第1・2月曜(10月のみ第1・第5月曜)19:00-21:00 全10回
9/3, 10, 10/1, 29, 11/5, 12, 12/3, 10, 2019/1/7, 2/4

料金:48,000円(税別)

定員:10名

 

 

コースNo. 180-3 心理力動論特論Ⅰ:メタサイコロジーの原点

 

講師:能幸夫

単位:0.4単位

コース目標:
 『心理力動論の基礎』の特別講義。精神分析のメタサイコロジーの原点とも深く関連するFreudの『心理学草案(科学的心理学草稿)』を再構成したPribram&Gillの論考を参考に学んでいく。

コース内容:
 基本テキスト『心理力動論の基礎』に基づいた理論学習が基本となる。

各回の内容の紹介は、以下の通り。
1)Freud『心理学草案』における心的装置
2)『心理学草案』におけるニューロンシステムの機能①
3)『心理学草案』におけるニューロンシステムの機能②
4)『心理学草案』における夢と精神病理

参加者はテキストの予習を前提として、積極的なディスカッションによって、理解を深めていくことが求められる。

受講資格:
 心理療法、カウンセリング等、臨床歴3年以上とする。

対象:
 プロフェッショナルスクール理論コースのオープンクラスなので、本科生を基準に講義する。その講義を活用できることが受講条件となる。

日程:第4月曜 19:00-21:00 全4回
4/23、5/28、6/25、7/23

料金:32,000円(税別)

定員:10名

 

 

コースNo. 180-4 心理力動論特論Ⅱ:エディプス力動論

 

講師:能幸夫

単位:0.6単位

コース目標:
 『心理力動論の基礎』の特別講義。Freudの神経症論の中核葛藤としてのエディプス力動について、その発見の過程、概念定義を学び、このエディプス力動を扱うエディプス面接法について学ぶ。

コース内容:
 基本テキスト『心理力動論の基礎』の付録『エディプス力動論』に基づいた理論学習が基本となる。

各回の内容の紹介は、以下の通り。
1)エディプスコンプレックスとエディプス力動
2)エディプスコンプレクスの普遍性と病理性
3)Freudの自己分析
4)エディプス面接法①
5)エディプス面接法②
6)エディプスコンプレックスの諸相

参加者はテキストの予習を前提として、積極的なディスカッションによって、理解を深めていくことが求められる。

受講資格:
 心理療法、カウンセリング等、臨床歴3年以上とする。

対象:
 プロフェッショナルスクール理論コースのオープンクラスなので、本科生を基準に講義する。その講義を活用できることが受講条件となる。

日程:第4月曜(3月のみ第1・4週) 19:00-21:00 全6回
10/22、11/26、2019/1/28、2/25、3/4、3/25

料金:48,000円(税別)

定員:10名

 

 

基礎講座(基礎理論と技法)(タイトルをクリックすると詳細情報が出ます)

コースNo. 181-1 一から学ぶカウンセリングとサイコセラピィへの道

 

講師:小谷英文

単位:1単位

コース目標:
 カウンセリングとサイコセラピィを白紙から基礎をおさえて学び直し、その理解と実践の基本に自信を持てるようになることを目標とする。

コース内容:
 実践の中にある心の研究がカウンセリングであり、心理療法である。そしてその研究の主はクライアント自身であり、カウンセラー/セラピストはその協働作業の中でクライアントの心を理解する、すなわち事例研究をする。そのダイナミックなカウンセリングとサイコセラピィの基本を、以下の基礎内容をもって学んでいく。受講者は相互の内密性厳守のもと、自験事例を提供することによって随時スーパーヴィジョンを受けることができる。

1)心の変化の理論;機能水準の基準となる神経症水準の理解とアセスメント
2)アセスメントのための面接法;観察法、自己記述法、介入分析法
3)アセスメントの構成法;自我機能、人格構造機能水準、パーソナリティスタイル
4)防衛と適応、異常−正常−創造性のパラドックス
5)心理面接構成法

内容は提供事例によって変わるが、どのような事例に対しても基本学習の軸をおさえて進める。

クラスの進め方:
1) 20分 困ったケースの理解と次の一手(ミニスーパーヴィジョン)
2) 40分 演習による心理面接法の技術と理論の理解
3) 5分 休憩
4) 15分 面白いケース、関心のあるケースのアセスメント
5) 40分 講義による理解の体系化

受講資格:
 臨床心理士、精神科医、精神看護師、カウンセラー、産業カウンセラー、グリーフカウンセラー、教師、他これらの職種に匹敵するメンタルヘルスプロおよびそれらの専門を専攻する大学院生

対象:
 大学院や学会等の講習会で勉強はしたが、実践的・体験的な習得の指導は受けたことがない人、臨床経験は重ねてきたがアセスメント・面接法の基本が確かではないので、それらの能力を体系化しブラッシュアップしたい人、全く基礎から学びたい人、そして意欲のある人、スーパーヴィジョンを求めている臨床家。

日程:第2土曜 15:15-17:15  全11回
4/14, 5/12, 6/9, 7/14, 9/8, 10/13, 11/10, 12/8, 2019/1/12, 2/9, 3/9

料金:88,000円(税別)

定員:20名

 

コースNo. 181-2 心理面接ロールプレイ演習

 

講師:小谷英文

単位:1単位

コース目標:
 カウンセリング/サイコセラピィの心理面接の基礎からシェイプアップまでの参加者それぞれのニーズをもとに、力動理解と面接技術を噛み合わせることを学ぶ。

コース内容:
 準備は不要。日々の自分のケースを素材にしたロールプレイによって、心理面接理論を体験的に身につけシェイプアップしていくものであり、自分の心理面接技術を磨くことにおいて、自ら満足いくまで追求していく年々歳々のコース。基本内容は、1)面接の始め方、2)転回キーポイントの捉え方、3)安全空間の生成、4)関係形成、5)アセスメントポイントの押さえ方、6)危機対応、7)怒りからの展開、8)愛情接近への対応、9)沈黙の理解、10)自己感情(逆転移)の理解と活用、とする。

受講資格:
大学院生からベテランまで、専門性を高め深めるための基礎理論と技術を着実に身につけたいモティベーションのある人に参加資格あり。

対象:
 カウンセリングでもサイコセラピィでもロジャーリアンでも精神分析オリエンテーションでも、心理面接の基礎技法は重要です。理論を実践するための確かな技術を自分のものにする意志のある人が対象。他の基礎コース、181-3、181-4, 181-5に連動する。組み合わせて取るもよし、一つずつ順序よく取るもよし、コースコンサルタントが相談に乗ります。これらのコースをベースに集中訓練に関心があれば、183-2のスキルアップワークショップの参加も可能。

日程:第4木曜 19:00-21:00 全10回
4/26, 5/24, 6/28, 7/26, 9/27, 10/25, 11/22, 2019/1/24, 2/28, 3/28

料金:80,000円(税別)

定員:20名

 

 

コースNo. 181-3 心理面接を楽しくする法I: 発達展開面接法

 

講師:小谷英文

単位:1単位

コース目標:
 人格発達理論とパーソナリティ理論を静的にではなく、力動的に運用する面接展開の実戦力をつけることを目標とする。自分の面接ソフトに『発達/パーソナリティアプリ』を取り込む。

コース内容:
 カウンセリング/心理療法の自分が興味深いと捉えた場面に発達課題とパーソナリティの力動を見出し、面接展開をリズムのあるクライアントとの協働展開にする道筋をグループスーパーヴィジョンによって学ぶ。発達各期のテーマとそれに伴うパーソナリティの成熟性の力動〔1)自閉、2)一者関係と愛着、2)分離−個体化、3)自我自律性、4)口愛−肛門期、5)男根期、6)エディプス期、7)向社会期、8)潜伏期、9)思春期、10)青年期、11)成人期、12)更年期、13)老成期〕を受講生の提示ケースの内容に応じて学んでいく。この学習法は、事例研究の基礎にもなる。

受講資格:
 大学院生からベテランまで、力動的面接法の基礎を学びたい明確なモティベーションと意志のある人でケースを日々持っている人。

対象:
 初心者からベテランまで。発達展開面接法により、目に見えない力動過程を見える過程にすることを自分の面接に実現しようとする人のためのコースである。

*本講座は181-2, 181-4, 181-5に連動する。組み合わせて取るもよし、一つずつ順序よく取るもよし、コースコンサルタントが相談に乗ります。これらのコースをベースに集中訓練に関心があれば、 183-2のスキルアップワークショップの参加も可能。

日程:第2月曜 19:00-21:00(10月のみ第5週)年9回
4/9, 5/14, 6/11, 7/9, 9/10, 10/29, 11/12, 12/10, 2019/3/11

料金:72,000円(税別)

定員:20名

 

コースNo. 181-4 心理面接を楽しくする法II:力動展開法

 

講師:小谷英文・中村有希・髭香代子

単位:1単位

コース目標:
 目標は自分の面接にリズムをつけ楽しめるようになること。面接の危機、面接が詰まったところ、停滞したところから面接を楽しくする視点と分析の仕方、面接展開の仕方を自分のケースで学ぶ。力動的面接法実践の基礎を身につける。

コース内容:
 カウンセリング/心理療法の展開困難な場面、停滞場面のインシデント(特定の出来事)を自分の日々の事例から取り出し、グループSVによってその場面の力動と力動を動かす面接技術を学ぶ。PAS理論における『インシデント法』の実践演習である。インシデント法は、事例研究の基礎にもなる。学ぶ基本力動は、1)場面抵抗、2)転移抵抗、3)甘え、4)反復強迫、アクトイン、5)性格抵抗、6)病理抵抗、7)逆抵抗

受講資格:
  大学院生からベテランまで、力動的面接法の基礎を学びたい明確なモティベーションと意志のある人でケースを日々持っている人。

対象:
心理面接には常に新たな発見の喜びがなければならない。初心者からベテランまで、力動論を面接展開に生かす醍醐味を追求し、見えない力動過程を『見える過程』にすることを自分の面接に実現しようとする人のためのコースである。

*本講座は、181-2, 181-3, 181-5に連動する。組み合わせて取るもよし、一つずつ順序よく取るもよし、コースコンサルタントが相談に乗ります。これらのコースをベースに集中訓練に関心があれば、183-2のスキルアップワークショップの参加も可能。

日程:第2木曜 19:00-21:00 全12回
4/12, 5/10, 6/14, 7/12, 8/9, 9/13, 10/11, 11/8, 12/13, 2019/1/10, 2/14, 3/14

料金:96,000円(税別)

定員:20名

 

コースNo. 181-5 心理面接と事例研究を楽しくやる法

 

講師:小谷英文

単位:1単位

コース目標と内容:
 カウンセリング/心理療法の実践は、そのまま事例研究となるものであるべきである。自分の事例理解を面接展開の中で進め、事例展開を能動的に独立して展開できるようになることを目標とする。事例過程の転回点力動を面接過程中に分析できることによって生きた介入が可能となる。また事例の本質的問題が現れる事例過程事象を取り出すことができると事例研究を構成できる。これら事例面接の効果的な展開と事例研究の組み立てをスーパーヴィジョンするコースである。

受講資格:
 カウンセリング/コンサルテーション/心理療法の自験例を有し、有効な事例展開を能動的に進める能力を磨きたい臨床家。傍証/実証的事例研究の実践を学びたい意欲のある臨床家。

対象:
 初心者からベテランまで。

日程:第4月曜 19:00-21:00 全9回
4/23, 5/28, 6/25, 7/23, 10/22, 11/26, 2019/1/28, 2/25, 3/25

料金:72,000円(税別)

定員:10名

*本講座は、181-2, 181-3, 181-4に連動する。組み合わせて取るもよし、一つずつ順序よく取るもよし、コースコンサルタントが相談に乗ります。これらのコースをベースに集中訓練に関心があれば、183-2のスキルアップワークショップの参加も可能。

 

コースNo. 181-6 対人援助のための応答構成法

 

講師:能幸夫、他

単位:2単位

コース目標:
 面接場面でどのようにクライアントに反応し、答えているのか、自分の特徴をつかみ、自身の応答の幅を広げ、精錬していくことが目標。

コース内容:
 応答構成とは、心理面接のある重要な場面を取り出し、臨床家としてクライアントの具体的な発言に対してどう応えていくか、自分らしい応答を構成していく訓練プログラムである。
面接場面で、自分はクライアントの発言内容のどの部分に反応しているのか、どのような感情をとらえているのか、また、自分自身の感情反応はどのようなものか、どのようにクライアントを理解し応答しているのか。臨床面接場面のやり取りを用いて、普段の自分の応答や、いつもの自分なら言わないような新しい応答を書き出して分析し、自分の応答の特徴をつかみ、磨いていく。本コースは、5〜7名のグループ形式で行う。他の臨床家の応答や、訓練内での相互作用も刺激として活かしながら、臨床家としての自分自身の可能性を再発見していく。
心理面接における臨床家の訓練は、その具体的な営みとして、応答構成に始まり応答構成に終わるといっても過言ではない。
今年度も、昨年度に引き続き、サイコセラピィ応答構成抜粋シリーズの16抜粋(思春期女子と中年期男性の心理療法から取り出した臨床場面の抜粋)に取り組む。クライアントの心の世界は広く、深い。そしてわれわれ臨床家の心の世界も同じように、広く、深い。同じ抜粋を何度試みても、また新しい発見がそこにある。
仲間の刺激を活かし、自分も仲間に刺激を与えながら、ともに、臨床家としての自分の応答を精錬してみよう。
応答構成法にはPAS心理療法のエッセンスが詰まっている。そのエッセンスもともにつかんでいこう。

受講資格:
 現任臨床家(臨床心理士、医師、看護師、ソーシャルワーカーなどの対人援助専門職)および臨床家を目指す大学院生。

対象:
 サイコセラピィ応答構成抜粋を用いるが、心理療法を行っている、いないに関わらず、参加は可能。特に、現時点で心理療法は行っていないが、関心がある人は歓迎する。

日程:奇数月・第2日曜(2月は第3日曜)9:30-17:15
5/13、7/8、9/9、11/11、2019/1/13、2/17

料金:80,000円(税別)

定員:6名

 

コースNo. 181-7 アセスメントの理論と実際

 

講師:橋本和典

単位:各期1単位

コース概要:
 本講座は、2017年度より継続されている講座であり、今年度は第4期から第6期までが開催される。第1期から第3期までの参加者はもちろんのこと、初めての参加者も歓迎する。

<第4期:−ベースライン査定−>

コース目標:
1. ベースライン査定の手続きを学ぶ
2. 査定理論用具について学ぶ
3. 主訴の取り出しから初回面接におけるベースライン査定面接法を学ぶ

コース内容:
 インテークから初回面接において、クライアントの問題と治療可能性を査定する上で重要なことが語られる。この時点(or段階)でのアセスメントを「ベースライン査定」と呼ぶ。これを的確にすることができれば、そこからの治療計画設定、生じる問題の予想、さらにはベースラインからの成果(変化)の査定を、セラピストとクライアントの協働作業で実施し、治療責任の明瞭な心理療法が可能になる。また、他職種との連携や、関係者に査定を伝える際にも、的確なベースライン査定を行い関与者にわかりやすく伝える力が必要となる。本コースでは、1)主訴と人格構造・機能の関係をとらえる立体的な査定用具;三部構造理論、対象関係、パーソナリティスタイル、発達課題、病理理論に習熟すること、2)主訴の取り出しからはじまる査定面接法について習熟し、ベースライン査定ができるようになることを目的とする。

<第5期:−重要インシデントの査定−>

コース目標:
1. 重要インシデントの取り出しと査定手続きを学ぶ
2. インシデント分析のための査定理論用具について学ぶ
3. 行き詰まりを越えるための面接介入法の基礎を学ぶ

コース内容:
 面接の行き詰まりにこそ、心理療法が大きく展開し、クライアントや治療関係が大きく進展する鍵が潜在しています。その場面をクリティカルインシデント(Critical Incident)という。本コースでは、クライアントの遅刻、欠席、沈黙、問題行動、面接で何度も繰り返される問題、あるいは逆にセラピスト側の問題等、面接の行き詰まりを査定する理論用具を身につけ、突破する面接法を学ぶことが目的である。その際、転移−逆転移、抵抗−逆抵抗、防衛、行動化、反復強迫等の重要理論を、詰まりを読み解く臨床用具にできるまで習熟することを狙う。その際に、人格構造・機能を今ここでにおいて力動的に捉えるためのPAS独自の微分的査定法も学ぶ。

<第6期:−治療課題と中核葛藤の査定−>

コース目標:
1. 中核葛藤、治療課題査定の手続きを学ぶ
2. 1のための査定理論用具について学ぶ
3. 中核葛藤の「セラグノーシス査定」法の基礎を学ぶ

コース内容:
 精神分析的心理療法とその他の療法の大きな違いは、中核葛藤(Core Conflict)への接近とできる限りのその影響性からの解放を目指すか否かにある。神経症症状や、さらには面接経過の中で共有される治療目標の奥に複雑に絡まり存在する中核葛藤の査定と、その中核葛藤に戦略的に接近するための道標である治療課題(Therapeutic Tasks)の査定について習熟することを目的とする。エディプスコンプレックス理論をはじめ、中核葛藤査定のための理論用具と、面接法についても学ぶ。

受講資格:
 受講生は、自身の継続ケースのデータを提示することが求められる。

対象:
 初学者からベテランまで、対象者の経験は問わない。

日程:毎週火曜19:00-21:00(各期10回)
第4期:4/10, 17, 24, 5/8, 15, 22, 29, 6/5, 12, 19
第5期:9/4, 11, 18, 25, 10/2, 9, 16, 23, 30, 11/6
第6期:12/11, 18, 2019/1/8, 15, 22, 29, 2/5, 12, 19, 26

料金:各期:80,000円(税別)
年間受講192,000円(2割引・税別)

定員:20名

 

コースNo. 181-8 病院心理面接法

 

※ 回数・日程・料金が変更になりました。

講師:能幸夫

単位:1単位

コース目標:
 医療現場では、医師、看護師、ソーシャルワーカー等の他の医療スタッフとの連携の上で心理面接が成立する。治療チームの構成のなかでの臨床である。また、病院心理面接の対象は、何らかの疾患を抱える患者であり、その家族である。患者はそのままクライアントになるわけではない。また、人格機能水準は、精神病水準から神経症水準までの多彩な患者が対象となる。これらの臨床環境の特性を踏まえて、病院・クリニック等医療現場における心理面接の基本を学ぶ。

コース内容:
 病院心理面接における臨床環境を理解する。一つは、多職種によるチーム力動に関して、グループダイナミックスの観点から整理していく。もう一つは、患者からクライアントへとなる対象者のダイナミックスを整理する。
臨床環境の理解を前提に、1)精神医学的診断と力動的査定の違いを確認する。2)心理面接の組み立てに関して、力動的支持的心理療法の観点から学んでいく。力動的支持的心理療法における支持−探究スペクトラムの理解と、この支持−探究モードの展開および支持的介入の基本を理解する。3)力動的査定と心理面接の組み立てに関しては、PAS心理療法の独自の『メイトリックス理論』を基軸に、心的安全空間の生成、自我機能と自己空間の関係力動、自己フィードバック機能の覚醒のための介入ソフトなどの基礎技法を理解していく。

受講資格:
 現任の臨床家(臨床心理士、医師、看護師、ソーシャルワーカー、作業療法士など)および関心のある大学院生(臨床心理など)。必ずしも現在病院・クリニック等の医療機関に所属してなくても、病院臨床に関心のある臨床家も対象となる。

日程:第3土曜(11月のみ第2土曜)15:15-17:15
4/21, 5/19, 6/16, 7/21, 9/15, 10/20, 11/10, 12/15, 2019/1/19,2/16

料金:80,000円(税別)

定員:10名

 

コースNo. 181-9 インテーク面接法とはじめの見立て

 

※ 講師・日時・時間・料金が変更になりました

講師:能 幸夫

単位:1単位

コース目標:
1. 電話相談、インテーク面接の理論と技法について習熟する
2. ベースライン査定の基本枠組みについて習熟する
3. 臨床的態度の本質をつかむ

コース内容:
 電話での申し込みやインテークは、専門処方に明瞭なイメージもなく、相談することの不安、恐れ、そして期待の入り混じった人々と、専門家や専門機関とのはじめの出会いとなる。電話受付(コンサルテーション)の技術やインテーク面接法は、正当なニーズを掘り起こし専門処方につなぐために欠かせない臨床技法であるだけではなく、その方を的確に理解・分析するベースライン査定を行う重要な機会となる。本講座では、電話コンサルテーションやインテーク面接法の理論と技法、さらにはベースライン査定の基本枠組みについて、講義、演習、事例検討を通して、基礎からしっかり身につけることを目的とする。また、技法運用には欠かせない臨床家の基盤となる「臨床的態度(Clinical Attitude)」についても講じる。

対象:
 初心からベテランまで、教育相談、学生相談に携わる臨床心理士、臨床発達心理士、学校心理士、教員、指導主事、行政担当者、またはそれらを目指す大学院生も対象とする。特に、現場に出たばかりの初心の専門家を歓迎する。

日程:第2木曜19:30-21:00 年10回
4/12, 5/10, 6/14, 7/12, 9/13, 10/11, 11/8, 12/13, 2019/2/14, 3/14

料金:60,000円(税別)

定員:10名

 

コースNo. 181-10 スクールカウンセラーのための心理面接の手引き

 

講師:中村有希

単位:1単位

コース目標:
1. スクールカウンセラーの役割が分かる。
2. 学校での心理面接の始め方、進め方、終わり方を学ぶ。

コース内容:
 スクールカウンセラーは、小学校、中学校、高校、と多岐にわたる児童、生徒と対峙する必要がある。彼らの成長・発達を考慮しながら面接を組み立てられるようになるための知識と、面接に挑む態度、及び心理面接の実践力を身に着けていく。スクールカウンセラーとして生徒たちの見立てを両親や先生に伝え、学校等にある資源を活かしながら仕事ができるよう学んでいく。
1) 学校の中でのスクールカウンセラーの役割 2) 様々な心理処方とその意味 3) 発達の視点 4) 心理面接の枠組み 5) 心理面接の始め方 6) 子どもとの面接 7) 親への対応 8) 危機への対応 9) スーパーヴィジョンの受け方 10) 心理面接の終わり方

受講資格:
 スクールカウンセラー、これからスクールカウンセラーを目指そうとする大学院生、臨床心理士資格取得見込みの者。

日程:第4土曜 13:00-14:30(全10回)
4/28, 5/26, 6/23, 7/28, 9/22, 10/27, 12/22, 2019/1/26, 2/23, 3/23

料金:1回参加 5,000円(税別)
年間パック 40,000円(税別)

定員:10名内外

 

コースNo. 181-11 スクールカウンセリング講座(福島)

 

※ 日程・回数・料金が変更になりました。

講師:橋本和典

単位:各期1単位

発達障害グレーゾーン、暴力、軽犯罪、ゲームやスマホへの依存、登校しぶり・不登校、無気力/うつ、リストカットなどの自傷行為、親の虐待の影響など、学校現場において対応困難な子ども・生徒たちが増えている。本講座では、福島県をはじめとする東北のスクールカウンセラーを主な対象として、対応困難性が増す学校での児童・生徒、さらには保護者、教員や学校組織への有効な理解・分析と対応能力の質をアップすることを大きな目的とする。特に、個人の心や、それを取り囲む環境の的確な査定(見立て)のための基盤となる理論の習熟と、実際の面接法について習熟することを目的とする。

本講座は、2017年度より継続されている講座であり、今年度は第4期から第6期までが開催される。第1期から第3期までの参加者はもちろんのこと、初めての参加者も歓迎する。

 

<第4期:−トラウマ反応の見立てと対応−>

コース目標:
1. 心理査定(見立て)の基本枠組みをつかむ
2. トラウマ・ストレス反応の基本的見立てができるようになる
3. トラウマ・ストレス反応への心理・教育対応の基礎をつかむ

コース内容:
 東日本大震災後の見えにくいトラウマ(心的外傷)やストレスの見立てを主なテーマとする。

<第5期:−発達課題の見立てと面接法−>

コース目標:
1. 精神分析的発達理論の基礎をつかむ
2. 発達課題査定についての基本枠組みをつかむ
3. 発達課題査定を基盤した面接法の基礎をつかむ

コース内容:
 第5期は、前期のテーマであるトラウマの問題に加えて、顕在化する問題の奥に複雑に絡む発達課題についての見立てをテーマとする。発達課題を精緻に捉えて査定し、児童・生徒の成長・発達を促進する面接法について講ずる。

<第6期:−面接力アップトレーニング−>

コース目標:
1. 心理面接、カウンセリングの基礎理論に習熟する
2. 面接スキルの各人のレベルアップを狙う
3. トラウマ反応への臨床対応の基本イメージをつかむ

コース内容:
 「傾聴」「寄り添う」ことが強調され、カウンセラー自身が苦しいままに、面接を続けていないだろうか?こうしたカウンセラーの面接では、クライアントも苦しくなり、根っこの自己実現欲求に火がともらない。なぜだろうか。本講座は、こうした昨今のカウンセリングによくある問題を越えて、カウンセリングの本質的理論を基盤とした確かな態度、技術、技法を習得することを目的とする。面接の構造化、反射、明確化、直面化をはじめ、心理学的面接を開いて閉じるまでの基本となる技術・技法を、小講義とロールプレイ等を用いた体験演習を通して学び、各人の面接レベルのアップを狙う。今期は、特に、ストレス・トラウマ反応に対する臨床対応能力アップも視野に入れる。

対象:
 スクールカウンセラーはもちろんこと、学校における臨床心理学的手法に関心のあり、専門家を目指したい大学院生や、教師、看護師、介護士、医師、臨床発達心理士、学校心理士、臨床心理士、企業人等、あらゆる職種や資格を越えて、カウンセリング・心理療法を身に着けたい方を対象とする。第1〜3期受講者のみならず、新しい参加者も歓迎する。

日程:第2土曜10:00-12:00
第4期:4/14, 5/12, 6/9, 7/14
第5期:10/13, 11/10, 12/8
第6期:2019/1/12, 2/9, 3/9

料金:第4期:20,000円(税別)
第5期・第6期:15,000円(税別)
単発:6,000円(税別)

定員:20名

会場:PAS心理教育研究所福島トラウマ心理療法センター(〒963-0015 福島県郡山市田村町徳定字荢干場 68-3(株)日向 本社会議室 )

 

専門講座(専門技法)(タイトルをクリックすると詳細情報が出ます)

コースNo. 182-1 心理療法の始め方・進め方-グループスーパーヴィジョン

 

講師:橋本和典

単位:1単位

コース目標:
1. PASのフォーマットによるスーパーヴィジョンの受け方を学ぶ。
2. スーパーヴァイジー、スーパーヴァイザーによる協働治療責任、成果責任の明瞭な心理療法、カウンセリング等を実施できるようになる。
3. 他のメンバーのスーパーヴィジョンにも積極的に参与し、グループのあらゆるケースから学ぶことで、臨床理論、臨床的態度、臨床対応技術の向上を図る。

コース内容:
 カウンセリングと心理療法の異同を踏まえて、現代事例にこそ必要な心理療法の始め方と進め方について、スーパーヴィジョンによって手引きする。受講者は、毎回、1〜2事例を提示し、継続的なスーパーヴィジョンを受ける。心理療法のケースが望まれるが、精神分析的なオリエーテーションのカウンセリング、プレイセラピィ、コンサルテーションも受け入れる。

受講資格:
 これまでPASの卒後トレーニングプログラム(60時間以上)を受講した方が参加条件となる。

日程:毎週水曜18:30-21:00(PASの特別行事等の際は休み)

料金:6,000円/1回(税別)

定員:7名

 

 

コースNo. 182-2 グループアプローチを楽しく効果的にする法

 

講師:小谷英文

単位:1単位

コース目標:
 集団精神療法の基礎理論と技法を学び、集団精神療法臨床はもちろんのこと、クライアントの所属する家庭、学校、職場環境の力動を理解し、必要な場合にはそれら環境にアプローチできるよう、力動的な視点と介入ポイントを理解しグループ/組織介入実践の基礎を身につける。

コース内容:
 教育、病院、組織臨床、学生相談さらに災害臨床において、いじめ/ハラスメント臨床には集団精神療法を基盤にしたグループアプローチが極めて有効である。その有効性を理解するとともに、基本的な集団面接、集団力動的介入を学ぶ。基本内容は、1)危機グループ力動、2)力動的リーダーシップ、3)集団抵抗、4)グループ発達、5)ワークスルー、6)意志決定、7)リーダーの逆抵抗、を軸に集団精神療法の基礎とグループ介入の基本の実践演習で理論と技術をつなぐ。

受講資格:
大学院生からベテランまで、力動的面接法の基礎を学びたい明確なモティベーションと意志のある人でケースを日々持っている人。

対象:
 初心者からベテランまで、グループアプローチにより見えない過程を見える過程にし、人前で臨床、教育活動を効果的に行う力をつけたい人のコースである。

日程:第3月曜 19:00-21:00(7月のみ第5週)全10回
4/16, 5/21, 6/18, 7/30, 10/15, 11/19, 12/17, 2019/1/21, 2/18, 3/18

料金:80,000円(税別)

定員:14名

 

 

コースNo. 182-3 組織開発を楽しくする法:危機介入コーチング

 

講師:小谷英文

単位:1単位

コース目標:
 組織開発のゴール設定とプランニング−介入手続き−成果のブラッシュアップの一連の展開を学び、実践力を高めることを目標とする。

コース内容:
1) 組織開発エントリー;組織力動現状分析と開発キーの特定化
2) 危機介入法;インシデント分析介入法
3) システム発達分析介入法
4) エグゼクティヴ・コーチング

受講資格:
 CNS、臨床心理士、経営者、役職教員、スクールカウンセラー、チーム責任者(監督)等、組織運営責任を有する者、自験例のあるものとする。

対象:
 リエゾン介入の要請がある職責、組織の創造性開発に関与する職責にあって、自らの力で組織展開を進める関心のある人のためのプログラムである。

日程:第2土曜 13:00-15:00 全11回
4/14, 5/12, 6/9, 7/14, 9/8, 10/13, 11/10, 12/8, 2019/1/12, 2/9, 3/9

料金:88,000円(税別)

定員:10名

 

コースNo. 182-4 Freud文献講読講座:第Ⅲ期

 

講師:能幸夫(ナビゲーター)・花井俊紀(アシスタント)

単位:1単位

コース目標:
 Freud文献講読講座は、第Ⅰ期『夢解釈Ⅰ・Ⅱ』、第Ⅱ期『精神分析入門講義』および『続・精神分析入門講義』に引き続き、『メタサイコロジー諸論文』に進む。Freudの文献に直接あたることで、これら諸論文に描かれた世界の理解を深める。

コース内容:
 “神経症になれるという人間の能力は、人間のもつそれ以外の能力の裏面にすぎないとも言えるわけです。”
これは、Freudの『精神分析入門講義』第26講の一節である。この一文から何を連想されるだろうか。Freudの文献にはこのような刺激的な言葉が随所に見られる。Freudの文献を仲間と読み込み、内容を確かめ、20世紀の知的巨人の思想にじかに触れていく講座である。

受講資格:
 精神分析的心理療法の現任の臨床家(臨床心理士、医師、看護、教育者など)およびそれを目指す大学院生。

日程:原則第4木曜19:30-21:00 全10回
4/26, 5/24, 6/28, 7/26, 9/27, 10/25, 11/22, 2019/1/24, 2/28, 3/28

料金:80,000円(税別)

定員:10名

 

コースNo. 182-5 うつ・トラウマ心理療法講座

 

講師:橋本和典

単位:0.6単位

コース目標:
1. 「うつ」、トラウマ関連症候群の基礎臨床理論を身につける。
2. 事例指導・体験演習を通して、「うつ」・トラウマ心理療法の介入技術・技法の基礎のイメージをつかみ、それぞれのレベルに応じたスキルアップを行う。

コース概要:
 精神分析の本質は、トラウマ(心的外傷)治療にある。そこから応用開発された力動的心理療法は、人災、天災の大規模トラウマも含めてその効果を発揮する。本コースでは、トラウマ、PTSD、さらにはPTSDに併発して生じるうつ状態に対するPAS心理療法について習熟することを目的とする。クラスは、毎回1時間の最新のうつに関する理論および、災害・事故PTSDを含むトラウマ理論についての講義と、1時間の事例指導で構成される。特に、今年度は、心理療法過程論をテーマとする。

受講資格:
 受講生は、自身の持つケースを提出することが求められる(ケースがない場合も、講師の許可を得れば参加できる)。

対象:
 あらゆるメンタルヘルス専門家のみならず、企業エグゼクティヴや学校管理職者などの組織リーダー、またはそれらを目指す大学院生も対象とする。

日程:第1土曜13:00-15:00
4/7, 6/2, 9/1, 10/6, 2019/1/5, 2/2

料金:48,000円(税別)

 

 

コースNo. 182-6 学生相談・教育相談の実際

 

講師:橋本和典

単位:0.6単位

コース目標:
1. 教育相談、学生相談に必要な理論、態度、技法について習熟する。
2. 危機介入、コンサルテーション、カウンセリング、心理療法について習熟する。
3. クライエントとそれを取り囲む集団の的確な査定(見立て)と、その伝達能力の向上を狙う。

コース概要:
 青年期臨床の鉄則は、不必要に退行させず、持っている力を使わせることにある。小、中、高、専修学校、大学の相談機関においては、今や問題行動とそのリニアーな除去を狙った医療モデルによる発想、対応が蔓延している。発達障害、統合失調症、双極性診断も蔓延している。学校現場では、病理学、病理対応を越えて、その個人や取り囲む集団の力を鍛え、持っている力を開花させる支援がまさに今必要である。それが働かないところに、本来の教育・カウンセリングモデルと、心理療法モデルの瀕死の危機がある。本講座では、実際の事例指導と、その事例に即した理論、態度、技法の講義・訓練を行う。対応困難性が増す教育相談、学生相談の現場で必要な、危機介入、コンサルテーション、カウンセリング、心理療法の基礎から徹底して学び、着実な臨床対応能力の向上を狙う。

受講資格:
 受講生は、自身の持つケースを提出することが求められる(事例がない場合も、講師と相談の上参加ができる)。

対象:
 初心からベテランまで、教育相談、学生相談に携わる臨床心理士、臨床発達心理士、学校心理士、教員、指導主事、行政担当者、またはそれらを目指す大学院生も対象とする。

日程:月1回第1土曜日15:15-17:15
4/7, 6/2, 9/1, 10/6, 2019/1/5, 2/2

料金:48,000円(税別)

 

 

コースNo. 182-7 SET(自我起動鍛錬プログラム)トレーナー育成講座

 

講師:中村有希

単位:1単位

コース目標:
 SETプログラムの基礎理論の修得、およびコ・トレーナーとしての実践力の練磨。

コース内容:
 カウンセリングや心理療法に導入しても話しをしない、動機が語れない/明確にならない人々が増えている。大きなトラウマを負ったために、その出来事を口にできない人々、日常場面においても、児童・青年、そして大人でさえ声を発することなく沈黙し、自分の内に引きこもる人々がいる。そのような人々には、まず言葉で表現することそのものの安全感、楽しさや喜びを身体感覚で体験することが必要である。頭で考えて言葉にするのではなく、語ることそのものが面白いと体験できるよう、精神分析的心理療法を理論基盤として組み立てられた心理教育手法がSocio-Energetic Training( SET)である。本講座は抑うつ状態とその予防、PTSD予防、あるいは人間の創造性開発に向けて、自我を鍛え育てる心理教育プログラムSETのトレーナーを目指す。

1) SETの定義と基本技法 2) 潜伏期の人格発達 3) 体験の経験化 4) SETの導入技法 5) スクリプト・ジョイニング 6) スクリプト・リバイジング 7) スクリプト・メイキング 8) フリースクリプト 9) トレーナーの基本的態度 10) コ・トレーナー資格取得試験

講義+演習形式で進める。コ・トレーナーライセンス取得のための試験があり、合格すれば、スーパーヴァイズのもと、本プログラムを実施することができる。

受講資格:
 企業人・臨床心理士・教師・スクールカウンセラー・産業カウンセラー・ソーシャルワーカー・看護師等

日程:月1回 第3土曜(3月のみ第5週)10時30分〜12時30分(全10回)
4/21, 5/19, 6/16, 7/21, 9/15, 10/20, 12/15, 2019/1/19, 2/16, 3/30

料金:80,000円(税別)

定員:6名内外

 

コースNo. 182-8 Story Making Group ファシリテーター養成講座

 

講師:花井俊紀

単位:なし

Story Making Group(SMG)とは:
 SMGは、PAS心理教育研究所で開発された集団精神療法技法である。グループで一つの物語を作るという活動とその体験の振り返りにより、自我の活性化、自己の安定化、心理学的心性の活性化を可能にする。災害等のトラウマ予防・困難患者の心理療法準備・子どもや青年の心理教育や活動療法、精神科デイケアの活動、心を育てる学級活動、チームワークを育てる企業研修、などに役立てることが可能である。

SMGは受ける人の安全のため、所定のトレーニングを受け、資格を取得した者が実施することができる。以下の順に資格取得が可能である。
1:SMGファシリテーター:SMGを心理教育的に実施することができる。
2:SMGコ・リーダー:SMGを臨床的に他のリーダーと共同で実施することができる。
3:SMGリーダー・トレーナー:SMGを独立して臨床的に実施でき、SMG実施者のトレーニングを行なうことができる。

コース目標:
 Story Making Group(SMG)を、ファシリテーターとして心理教育を目的に実施するための理論・態度・技術を学ぶ。必要単位取得後、試験に合格することでSMGファシリテーター資格を取得することができる。

コース内容:
 本講座は、SMGを学び、実践できるようになるための第一段階として、心理教育を目的にSMGを実施するための理論・態度・技術を学び、資格を取得するための講座である。講座を通して、1)理論講義:心理教育・心理学的心性・個人の発達と集団の意味・自我機能と自己の理論、2)技術演習:SMG実施のためのグループ設計とSMG実施手順、を学び、身に着けることができる。

※ファシリテーター資格取得には、本講座による理論講義および技術演習の各5単位の他、SMGメンバー体験5単位(5セッション)を取得後、修了試験に合格することが必要である。SMGメンバー体験は、2018年9月と2019年1月に実施予定のSMGアイデンティティ・グループどちらか一方に参加することで単位要件を満たすことが可能。

受講資格:
 SMGトレーナー資格を有するセラピストが実施したSMGをメンバーとして3セッション以上体験していること。(2018年2月2日(土)-3日(日)に実施される「SMGアイデンティティ・グループ」に参加することで受講資格を満たすことが可能である。)

対象:
 学校教育・学生相談・精神医療・デイケア・福祉・療育・企業研修などの分野で働く人。特に、日常の業務で使うことのできる、具体的な技術を身に着けたい方。

日程:第3土曜 13:00-17:15(理論講座120分、技術演習120分)全5回
5/19, 6/16, 7/21, 9/15, 10/20

料金:80,000円(税別)

定員:8名

 

コースNo. 182-9 Story Making Group リーダー・トレーナー養成講座

 

講師:花井俊紀

単位:なし

コース目標:
 Story Making Group(SMG)を、独立して臨床実践できる実践力と、SMG実践者のトレーニングを実施することのできる指導力を身に着けるために、SMGに関する理論・態度・技術を学ぶ。必要単位を取得後、試験に合格することでSMGリーダー・トレーナー資格を取得することができる。

コース内容:
 本講座は、SMGトレーニング3年プログラムの最終年プログラムである。本講座を通して、1) SMGを独立して臨床的に実施する理論と技術、2) SMG実践者のトレーニングを実施する手順・教授法、を身に着けることが可能である。1) については、アセスメントとケースフォーミュレーション・グループ設計・グループ発達・リーダーシップを学ぶ。2) についてはSMGファシリテーター講座のコ・トレーナーを務める形で実習を行う。理論講義(2時間)10回と技術演習(2時間)を5回を行う。

※ SMGリーダー・トレーナー資格の取得については、規定に基づき、この講座の他に、SMG体験5単位、およびSVを受けながらのSMG実践10単位を取得し、卒業試験を合格することが求められる。

受講資格:
 SMGコ・リーダー資格を取得していること。

対象:
 SMGを臨床現場で活用する人。職種は問わない。

日程:第3土曜 13:00-17:15(第8回は13:00-15:00)
4/21, 5/19, 6/16, 7/21, 9/15, 10/20, 11/17, 12/15, 2019/1/19, 2/16

料金:120,000円(税別)

定員:5名

 

 

コースNo. 182-10 スクールカウンセリング・スーパーヴィジョン講座(福島)

 

※ 日程・料金・時間変更になりました。

講師:橋本和典

単位:2単位

コース目標:
1. スーパーヴィジョンの受け方を学ぶ
2. スーパーヴァイジー、スーパーヴァイザーによる臨床責任の明瞭なカウンセリング・心理療法等を実施できるようになる。
3. 他参加者のスーパーヴィジョンにも積極的に参与し、グループのあらゆるケースから学ぶことで、理論と安定した臨床的態度を基盤とした臨床対応技術の向上を図る。

コース内容:
 スクールカウンセリング事例について、スーパーヴィジョンを行う。受講者は、毎回、1〜2事例を提示し、継続的なスーパーヴィジョンを受ける。児童・生徒の理解・分析と臨床対応については、もちろんのこと、学校関係者や保護者への対応や、カウンセリング・心理療法も含む。カウンセリング・心理療法の始め方、進め方、終わり方をはじめ、問題行動への危機対応も含めて、クライエントの成長・発達を扶ける確かな仕事が展開できるように臨床事例指導を行う。

受講資格:
 受講生は、自身の持つケースを提出することが求められる(事例がない場合も、講師と相談の上参加ができる)。

対象:
 初心からベテランまで、教育相談、学生相談に携わる臨床心理士、臨床発達心理士、学校心理士、教員、指導主事、行政担当者、またはそれらを目指す大学院生も対象とする。

日程:第2土曜13:15-15:30
4/14, 5/12, 6/9, 7/14, 10/13, 11/10, 12/8, 2019/1/12, 2/9, 3/9

料金:年間:27,000円(税別)/各回:3,000円(税別)

会場:PAS心理教育研究所福島トラウマ心理療法センター(〒963-0015 福島県郡山市田村町徳定字荢干場 68-3(株)日向 本社会議室 )

 

ワークショップ・集中演習(タイトルをクリックすると詳細情報が出ます)

コースNo. 183-1  集中専門家養成講座 基礎から徹底して学ぶ専門技法

 

オーガナイザー:小谷英文
PAS心理教育研究所では、心理、教育、医療臨床の卒後専門トレーニング機会の少ない現状を打破するために、集中演習の形でスクーリングを行い、訓練機会を広く国内外に開放する「集中専門家養成講座」を今年度より開設いたしました。
専門性を高め、新たな技法を身につけ開拓していくには、理論と技術の基盤を固めておかなければなりません。今年度の講座は、各5領域の基本を徹底して習得するトレーニングコースです。それぞれの領域をフォローするプログラムも用意しています。専門性の高さを追求することの弱いこれらの領域の脆弱性を共に変えていきましょう。

トレーニングコース:

<第1領域>心理面接法:応答構成を基軸とした専門技法の訓練
<第2領域>教育相談・学生相談−発達ベースの面接法からアセスメント−心理療法への展開へ
<第3領域>うつからクリエイティビティへ:危機をチャンスに!
企業人・組織人のための創造性開発法習得プログラム
<第4領域>プレイセラピー講座
<第5領域>力動的セルフケアプログラム

日程:
 第1回:2018/3/3(土)- 3/4(日)
第2回:2018/6/30(土)- 7/1(日)
第3回:2018/12/1(土)- 12/2(日)
第4回:2019/3/16(土)- 3/17(日)
1日目:10:00-17:00 2日目:9:30-16:30

料金:
第1領域:4回パック 128,000円(税別)    各回申込 40,000円 (税別)
第2領域:4回パック 128,000円(税別)    各回申込  40,000円 (税別)
第3領域:4回パック 法人:200,000円(税別)・個人:160,000円(税別)
第4領域:4回パック   48,000円(税別)    各回申込 15,000円(税別)
第5領域:4回パック 200,000円(税別)

* 各回のご参加も可能(第3領域、第5領域以外)ですが、4回全て参加することでより体系的な訓練を重ねることができます。
* 受講料は分割払いが可能です。ご相談ください。

プログラムの詳細は、こちらをごらんください。

 

コースNo. 183-2  PASスキルアップワークショップ

 

講師:小谷英文

単位:2単位

コース目標:
 カウンセリング/心理療法の3軸、1)心理面接法、2)グループ面接法、3)力動的アセスメントについて、集中演習によるスキルアップを図ることを目的とし、参加者各自、具体的目標を持って参加することが求められる。

コース内容:
以下3軸の課題を相互にかみあわせた演習によってスキルアップを図る。
1)心理面接法;3分間面接法、メイトリックス面接法、再構成面接法、介入分析面接法のシェイプアップ
2)グループ面接法;モザイクメイトリックス展開法、グループ抵抗介入法、グループ発達促進介入法、力動分析介入法
3)力動的アセスメント;自我発達、パーソナリティスタイル、人格機能水準、トラウマ水準、中核葛藤

受講資格:
・ワークショップ2回のセットによる登録参加を原則とする。
・カウンセリング/心理療法の実践者に限る。
・テキストの予習。

対象:
 カウンセリング/心理療法実践家として確かなスキルアップの意識があり、座学ではなく実践演習により自らが学んでいるあるいは学ぼうとしている理論と技法を実践技術として身に付けることの明確な意志のある方々が対象であり、年々歳々積み上げていくプログラムである。

日程:8/4-5, 2019/1/5-6
土曜:10:00-17:00 日曜:9:30-13:00

料金:30,000円/1回 (税別)

定員:16名

 

 

コースNo. 183-3 応答構成入門ワークショップ

 

講師:能幸夫 他

単位:2単位(年間参加、全参加で)

コース目標:
 『対人援助のための応答構成法』に部分参加し、応答構成法を試してみるワークショップ。応答構成の面白さ、意味の深さを体験的に学ぶ。

コース内容:
 応答構成とは、心理面接のある重要な場面を取り出し、臨床家としてクライアントの具体的な発言に対してどう応えていくか自分らしい応答を構成していく訓練プログラムである。
面接場面で、自分はクライアントの発言内容のどの部分に反応しているのか、どのような感情をとらえているのか、また、自分自身の感情反応はどのようなものか、どのようにクライアントを理解し応答しているのか。臨床面接場面のやり取りを用いて、普段の自分の応答や、いつもの自分なら言わないような新しい応答を書き出して分析し、自分の応答の特徴をつかみ、磨いていく。本コースは、5〜7名のグループ形式で行う。他の臨床家の応答や、訓練内での相互作用も刺激として活かしながら、臨床家としての自分自身の可能性を再発見していく。 応答構成法による訓練プログラム『対人援助のための応答構成法』に参加し、応答構成の面白さを体験し、自分の応答能力の特徴をつかんでみよう。
1回のみの参加も歓迎する。

受講資格:
 現任臨床家(臨床心理士、医師、看護師、ソーシャルワーカーなどの対人援助専門職)および臨床家を目指す大学院生。

対象:
 サイコセラピィ応答構成抜粋を用いるが、心理療法を行っている、いないに関わらず、参加は可能。特に、現時点で心理療法は行っていないが、関心がある人は歓迎する。

日程:奇数月・第2日曜(2月を除く)9:30-17:15
5/13、7/8、9/9、11/11、2019/1/13、2/17

料金:15,000円/1回(税別)

定員:若干名

 

 

コースNo. 183-4 インテーク面接入門ワークショップ

 

講師:能幸夫・花井俊紀

単位:0.25単位

コース目標:
 心理療法のインテーク面接は、クライアントが持ち込んだ主訴を基軸として、通常2セッション分の90分の時間を使って、クライアント自身の主体的な決断によって心理療法の初期契約を結ぶ面接である。初心から学び始めの臨床家は、インテーク前半の主訴の取り出しから問題の整理、心理療法への期待と動機づけを明瞭にする面接(これを始動面接という)を組み立てられるようになること。中堅以上の臨床家は、インテーク後半の問題の力動的な初期アセスメントの共有から心理療法ミニ体験を含めた初期契約までの面接(これを統合面接という)を組み立てられるようになること。

コース内容:
 心理療法のインテーク面接の基本作業と基礎技法を学び、臨床的に最も技量がいるともいわれるインテーク面接の組み立てのエッセンスを、2時間3セッションの演習を通して学ぶ。具体的には、クライアント来談のファーストエンカウンターからインテーク前半の始動面接と、初期アセスメントを経たインテーク後半の統合面接のそれぞれの意味と、契約を含めたインテーク面接の成果の合意に至るプロセス課題と技法的なポイントを押さえていく。

受講資格:
 現任臨床家(臨床心理士、医師、看護師、ソーシャルワーカーなどの対人援助専門職)および臨床家を目指す大学院生。

日程:7/22(日)9:30-17:30

料金:15,000円(税別)

定員:15名

 

 

コースNo. 183-5 見立て力アップトレーニング(福島)

 

講師:橋本和典

単位:1単位

コース目標:1. 力動的アセスメントの基本枠組みについて習熟する、2. 力動的アセスメントのための基礎技法をつかむ、3. 特に自我機能と発達課題についての査定能力を向上させる

コース内容:
 ネガティブチェックを基調とする医療診断と、成長を促すカウンセリングなどの「教育モデル」や人間の創造的発達変化を目的とする「心理療法モデル」による査定は、大きく異なる。本講座では、対応する目の前の相手の持っている資源(能力、エネルギー)や、成長・発達可能性を的確に見立てる(アセスメント)能力のアップを目的とする。特に、表に見える問題の奥に潜む力を可視化し捉えることに長けている力動的アセスメントについて、小講義、ロールプレイ等の演習、事例検討により習熟することを狙う。

対象:
 福島も含む東北のスクールカウンセラーはもちろんこと、学校における臨床心理学的手法に関心があり、カウンセリング・心理療法を身に着けたい方を対象とする。専門家を目指したい大学院生や、教師、看護師、介護士、医師、臨床発達心理士、学校心理士、臨床心理士、企業人等、あらゆる職種や資格者を越えて、初心からベテランまで、各人の能力アップを目指す。

日程:2018/8/4(土)-8/5(日)
土曜:10:00-17:00 日曜:9:30-16:30

会場:PAS心理教育研究所福島トラウマ心理療法センター
(〒963-0015 福島県郡山市田村町徳定字荢干場 68-3(株) 日向 本社会議室 )

料金:30,000円(税別)